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オッセオインテグレーテッド・インプラント
いくつもの種類のインプラントが存在しますが、現時点で多くの医師が支持している分類のものとして「オッセオインテグレーテッド・インプラント」と呼ばれるものがあります。
当院ではブローネマルクシステムとアストラテックインプラントのシステムを採用しています。
 
基本的な形状としてチタニウムでできた直径3〜5mm、長さが8〜20mmの筒状のものです。これを顎の骨の中に埋入して天然の歯根に替わる、人工歯根として用いるわけです。骨の中に入れる部分(フィクスチャー)と実際に人工の歯を装着する部分(上部構造)は、分離しているのが一般的です。
これは,スウェーデンで開発され,既に30年以上の歴史がありますし,全世界で臨床応用されています。しかし、十分な注意をもって適用しなければ,当然失敗症例の発生するリスクも上がります。しかし、リスクを取らなければ利益も得ることが出来ないのはいうまでもありません。この場合の利益とは可徹性の義歯を使うことなく、固定性の人工の歯で、天然歯と同等に噛むことが可能なことです。
 
術前   術後
 
 治療の手順
診査・診断  
患者さんの主訴と現在のお口の中の状況を検査し、分析して、まず、インプラント治療が可能かどうかを診断します。
主にどの歯が失われているのか? 骨の状態はどうか? などがポイントとなります。当院ではCT画像による解析ソフトSIM/PLANTにより分析を行い、ご説明も行います。
 
治療計画の立案とコンサルテーション   医師が診断した結果に基づいて,治療計画を作成し、それを患者さんに提示します。
具体的に何本くらいのインプラントを埋入するべきか、どんな処置が必要になるか?
インプラントの上部に装着する人工の歯はどのような形態になるのか?
治療期間はどのくらいになるのか?
治療費用はどのくらいになるのかを説明して、患者さんの理解と了承を得ます。
 
インプラントのための
前処置
  もし、すべての歯が喪失していないのであれば,残された歯の治療を行います。
具体的には口腔衛生の向上、歯周病の処置、虫歯の処置、抜歯、矯正歯科治療などがこれに該当します。
 
インプラントの埋入手術  
専用の手術室で行います。
インプラント手術時は専用の手術室により完全滅菌を施した器具により安心して受けていただきます。
お口以外の身体全体は滅菌布で覆われますので、洋服の汚れる心配もございません。
   
自動血圧計にて管理を行いながら手術が開始されます。
   
前処置が終了した時点で、インプラントの埋入手術を行います。顎の骨の中にインプラント(フィクスチャー)を設置したのち、数カ月から半年ぐらい静かに待ちます。この期間を通じて顎の骨とインプラントが強固に接合します。一般的に手術当日のみの軽い手術ですむことが多いです。
 
架工義歯(上部構造)の
連結
  最初に、フィクスチャーと人工歯を連結するアバットメントと呼ばれる継ぎ手のようなものを装着します。歯肉の治りを待って、架工義歯(上部構造)の型を採ります。適合性を確認し、天然歯に合わせた色で待望の歯が装着できます。
 
メンテナンス   装着されたインプラントは、問題がおこれば、除去しなければならなくなります。その悲劇をさけるためにも必ず、定期的な検査とメンテナンスと呼ばれる治療が欠かせません。これは、大切な天然の歯にも言えることです。
 
 インプラントの利点    インプラントの欠点
  使用感が天然の歯に近く、残っている大切な歯を削ったり、力学的な負担をかけたりすることが少ない。
基本的に可逆的な治療である。
 
  入れ歯やブリッジの治療に比較して適応症が限られる。治療期間が長く、外科手術を受けることが必須となりますし、健康保険が適用されておりませんので患者さんの経済的な負担が大きくなります。
 
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